インタビューっていうか
タウ爺との会話が熱くて
今の自分にはすごい響く。
今朝もこんな会話がありました。

おはようございます!

おはよう。

タウ爺、
今日朝ごはん作るんで、一緒食べましょうよ!
今日朝ごはん作るんで、一緒食べましょうよ!

おお、そうか
ありがとう。では、いただくよ。
ありがとう。では、いただくよ。
トントントントン…
(心地よいまな板の音)
コトコトコト…
(味噌汁作ってる音)
ジューーー…
(ステーキ焼く音)

(朝からステーキ?!アホなのか?
わし現役のお爺ちゃんやぞ。)
わし現役のお爺ちゃんやぞ。)

あの…タウ爺、
ものすごく言い辛いんだけど
「τg(タウジー)」のTシャツって
ちょっとお高くないですか?(笑)
ぼくは基本ユニクロなんで(笑)
ものすごく言い辛いんだけど
「τg(タウジー)」のTシャツって
ちょっとお高くないですか?(笑)
ぼくは基本ユニクロなんで(笑)

・・・・・・・・・。

(やべっ、怒らせたかな)

・・・うーたくん。
朝ご飯あとでいいから、
ちょっとこっちに来なさい。
朝ご飯あとでいいから、
ちょっとこっちに来なさい。

は、はい…。
(ぜったい怒られるよー。)
(ぜったい怒られるよー。)

うーたくん、
君は筆で言葉を書き始めてから
何年になる?
君は筆で言葉を書き始めてから
何年になる?

趣味で書き始めてから考えると
10年くらいですね。
10年くらいですね。

そうか…10年か…。
試すようで悪いけど
今から2~3分くらいで
1枚書いてみてくれないか?
試すようで悪いけど
今から2~3分くらいで
1枚書いてみてくれないか?

今ですか?
緊張するなぁ。
わかりました。
じゃあ、1枚書きますね。
緊張するなぁ。
わかりました。
じゃあ、1枚書きますね。
・・・3分後・・・

できました。


ふむふむ。
では、1つ聞いていいかい?
これを書くのにかかった時間は
どのくらいだい?
では、1つ聞いていいかい?
これを書くのにかかった時間は
どのくらいだい?

見てましたよね?
3分くらいかな?
3分くらいかな?

違うな。

え?
タウ爺はイジワルだなー、
そんな事もあろうかと
ちゃんと計ってますよ。
3分13秒です。
タウ爺はイジワルだなー、
そんな事もあろうかと
ちゃんと計ってますよ。
3分13秒です。

違う!!!

・・・?!

10年と3分じゃよ。

10年と3分・・・。

君がこの1枚を3分で
書き上げられるようになったのは
今まで10年間書き続けてきた
からじゃないのかい?
君自身がその10年間の価値を
認めてあげないのかい?
書き上げられるようになったのは
今まで10年間書き続けてきた
からじゃないのかい?
君自身がその10年間の価値を
認めてあげないのかい?

うっ・・・。

もしそうだとしたら、
君の生み出した作品たちは
かわいそうだ。
まずは君自身の価値を
認めてあげるんだ。
君の生み出した作品たちは
かわいそうだ。
まずは君自身の価値を
認めてあげるんだ。

認めてあげる・・・。

わしは、
今までの人生すべての時間と経験が
今わしが作ってる「τg」の価値
だと思ってるよ。
そして、
自分の人生に誇りをもってる。
今までの人生すべての時間と経験が
今わしが作ってる「τg」の価値
だと思ってるよ。
そして、
自分の人生に誇りをもってる。

人生に誇り・・・。

いいか、ぐーたくん。

うーたです。
(もはやワザとだろ)
(もはやワザとだろ)

・・・・・・。

・・・・・・・・・・。

いいか、うーたくん。
時間はすべての人に平等だよな?
そして、限りがあるんじゃ。
だから、人にとって
時間は、命と同等なんじゃ。
時間はすべての人に平等だよな?
そして、限りがあるんじゃ。
だから、人にとって
時間は、命と同等なんじゃ。

・・・。

その時間を何に使うかは
人それぞれ自由だ。
人それぞれ自由だ。
じゃが、
詩人としてアーティストとして
成長することを望んだ君は、
その命の時間の10年を
字や作品の制作に
費やしてきたんだろう?

はい・・・。

だから、今、
君が3分で書いたその作品が
君の命10年分…いや、
君の命と人生の価値そのものだ。
君が3分で書いたその作品が
君の命10年分…いや、
君の命と人生の価値そのものだ。
命の価値を
自分で下げる事だけは
決してするんじゃない。

ぐっ・・・
(何も言えねぇ…)
(何も言えねぇ…)
「τg」のTシャツ、
高いなんて言って
ごめんなさい(涙)
ぼく、間接的にタウ爺の命の価値を
否定してしまってたんですね(涙)

いいんじゃよ、気にしなくて。
それに気付いてからが
アーティストとしての
本当のスタートじゃよ。
それに気付いてからが
アーティストとしての
本当のスタートじゃよ。

ありがとうございます!師匠!
ぼくもこれからは真剣に
自分の作品の価値と
向き合っていきます!
ぼくもこれからは真剣に
自分の作品の価値と
向き合っていきます!

ふむ。

あー、なんかウズウズしてきた!
ちょっと一回
外走ってきます!
ちょっと一回
外走ってきます!

あ、ちょっと待ちー!
タッタッタッタッタ…

行ってしもうた…。
ねぇ、もしかして、忘れてない…?
ねぇ、もしかして、忘れてない…?
わしの朝ご飯…