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キムラシンゴ/shingo kimura
作家名:詩太(うーた)
詩人/アーティスト
福岡県出身、1987年生まれ。

6年間保育士として勤務後、詩人・アーティストとして独立。「穏やかな時間」をテーマに、詩や絵や言葉や架空の旅人の物語の創作・表現活動をおこなっている。活動は、アクリル画・デジタルペイント・詩・壁画などの創作、県内外での個展開催、詩集出版、題字制作、ライブペイント出演、講演、子ども向けワークショップ開催など様々。

『ささくれ』この手は心臓に繋がっている

ささくれ

手

 

中指の先に
小さなささくれが刺さった

目を凝らさないと
見えないくらい
小さなささくれ

抜こうと指をぐっと押さえた

その時だ

中指の痛みと同時に
心臓がピキッと痛んだのは

もう一度中指を押さえて
確かめてみる

やっぱりピキッと心臓に響く

そうか
指先と心臓はつながっているんだ
手をつないで感じる温もりも
そっと触れた赤ちゃんのほっぺの温もりも
手書きで綴る手紙の温もりも
人をたたいてしまったあとの心のズキズキも

指先と心臓がつながっているからなのか

命の鼓動が
心の温もりを
指先に伝えているからなのか

 

 

2015.6/28 詩太

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