詩人なのに「詩集」ではなく「図鑑」を作ろうと思った理由～その1～の続き
詩集制作が自己満足だと気付いてしまって
完全に気持ちが冷め始めていた初夏。
それでもとにかく何か動かないといけない気がして
自分の感性磨きの為にと
『一日一創』というものを始めました。
文字の通り、一日に一作品書いてインスタグラムにアップしていきました。
今まで自分で書いたことのないジャンルの詩を書きたかったので
フォロワーの皆さんにテーマをリクエストしてもらうことにしました。
最初は、簡単なゆるーい挿絵と詩を
1作品10分くらいで書き上げる予定でした。
7月9日『一日一創』スタート
一番最初にアップしたのがこれ
(題：ヒーロー)
ゆるーいでしょ(笑)
ほんとに5分で書けました(笑)
次、2日目。
(題：おんなじ笑顔)
おや？
かなり髪の毛書き込んでますね～…
はい、30分くらいかかりました。
3日目。
(題：家族のカタチ)
イラストってあんま描いてこなかったけど
けっこう楽しいんだな～
うん、4日目。
(題：告白の合図)
はい、完全にハマりました。
描きながらワクワクしてるのが伝わりますか？(笑)
今まで「苦手」だと思い続けていたイラストと
買ったまま使うことのなかった透明水彩絵の具での色塗りの楽しさに
完全にハマっちゃったんです。
詩展(うーてん)を重ねて
アート的な大きな作品を書こうとしていた方向性からは全くの逆走だったけど、
8年前くらい一番最初にポストカード制作を始めた頃に戻ってしまったような気もしたけど、
とにかく楽しかったから
毎日、18㎝×18㎝の画用紙にいろんなテーマで作品を書き続けました。
(題：同じ窓にもどって)
(題：綺麗なままで)
(題：風鈴)
(題：失恋)
そして、こんな感じで書き続けた中に生き物をテーマにした作品が生まれ始めます…
(題：カエル)
(題：蝉の声)
(題：猫ちゃん)
(何回も書き直している「カマキリ」)
生き物を擬人化して書く詩って考えるの楽しいなーって思いながら
次の日に書くネタを探していて
息子がハマってる動物図鑑をのぞきました。
見つけたのは、ペンギン。
初めて図鑑の写真を見ながらイラストを描きました
(題：ペンギン)
なかなかおもろいの描けた・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
明日も図鑑からネタ探そう・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
そういえば、長男、図鑑好きでいっつも目をキラキラさせて見てるなー・・・。
もう13冊も持ってるもんね・・・。
図鑑って大人が見ても新しい発見があって面白いもんね・・・。
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。
これだ！！！！！！
「詩集」と「図鑑」を合体させた本なら
子どもから大人まで楽しめる！！！
保育士の経験も
詩人の経験も
父親としての経験も全部詰め込んで
たくさんの子どもや大人の喜びや感動、
親子で笑い合う時間を作れるかもしれない！
「詩集のような図鑑」「図鑑のような詩集」
これが自分にしか作れない本だ！
このひらめいた瞬間のドキドキとワクワクが忘れられません。
今まで詩集を一人で読んでる大人の姿しか想像できなかったけど
親子で一緒に笑い合う姿が
ハッキリと思い浮かんだんです。
この本は自分に、
子どもから大人まで、たくさんの人へ届き、
笑顔を作るってとこまで
ハッキリと未来を見せてくれました。
この本を絶対にカタチにして届けたい！
構想が溢れてきて、スケッチブックに
バーーーーーーーーーっと書きました。
そして、
「一日一創」は45日目でスッパリとやめて、
元保育士の詩人が作る今までにない「いきもの図鑑プロジェクト」をスタートさせたのでした。
8月末、
暑い暑い日の事でした。
☆そんな「いきもの図鑑」の製作費をクラウドファンディングで募っています☆
興味のある方はのぞいてみてください(^^)
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