それは、
自分の手を離れたあとの姿がハッキリと思い浮かんだからです。
本当は…
ずっと詩集か作品集を作りたいと思っていました。
どんなのにしようかずっと考えていました。
ハッキリとイメージが浮かばないまま
印刷会社のデザイナーさんとやり取りを始めたのが
4月の事。
制作をスタートさせてしまえば
良い案がひらめくと思ったからです。
でも、
想像すればするほど自分の中で違和感を感じ始めました。
こんな詩集にしようって事はイメージできたけど、
その詩集が完成して手元を離れた後のことがぼんやりとしかイメージできなかったんです。
イメージできたのは、
大人が一人で静かに詩集を読んでいる姿、
その表情に涙はあっても笑顔はなかった。
感動してくれる人も中にはいるかもしれないけど、
自分は、
そんな景色が見たいのか?
そんな詩集が作りたいのか?
モヤモヤと考え続けて、
自分の自己満足のために詩集を作ろうとしていたことに気が付きました。
印刷会社さんから見積もりを出してもらった時から
製作費はクラウドファンディングで募ることを考えていたので
やっと自分の中の違和感の理由に気付きました。
自己満足のために詩集を作るのに
クラウドファンディングで資金を募るなんてアホか!です。
制作スタートを
思いきれない理由はここにありました。
そのことに気付いてしまってから
完全に詩集制作から心が離れていきました。
・・・。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・。
1日1日と過ぎ
季節はすっかり夏になっていました。
詩人なのに「詩集」ではなく「図鑑」を作ろうと思った理由~その2~~に続く
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