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詩太
u-ta
「穏やかな時間」をテーマに、詩や絵や物語の創作を行う詩人・画家。

詩から始まった創作活動は、水彩画・アクリル画・デジタル画・物語の創作へと表現の幅を広げ、さまざまな手法を用いて温かな世界観の作品を創り出す現在のスタイルに至る。

創作以外にも、これまでに30回以上の個展開催、詩画集出版、ライブペイント出演、人権講演、子ども向けワークショップ開催など精力的に活動を行っている。

福岡県出身、1987年生まれ。

『支える命、支えられる命』虐待は環境が生む負の連鎖

2016年1月。
また起きてしまった悲しい出来事。

しかも、続けざまに。

東京都では3歳の男の子が虐待死、
埼玉県では3歳の女の子が虐待を受けたうえに放置死。

悲しすぎる。

なんでそんなことができるんだろ?

同じ人間として信じられない行為。

「支えられないと生きていけない命がある、その為に支える命がある。」んじゃないのか…と
そんな当たり前のことを考えさせられます。

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でも、
そこでふと思うことがある。

虐待をしてしまった母親も父親も、
もしかすると「支えられる」べき命だったのかもしれない。

人って、
一方的に支えるだけでは生きていけない。

支える側にも、自身が支えられてる安心感が必要で、
「支える」「支えられる」は背中合せなのかもしれないな。

虐待は親子だけの問題じゃない。
その親子を取り巻く「環境」が生む悪夢です。

そして、
その悪夢は
次の世代に連鎖することがあります。

でも、
親子だけの問題じゃないなら、
この負の連鎖を止めるためになにかできることがきっとあるはず。

自分も誰かの「環境」のなかの一員なんだから。

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支えないと生きていけない命がある。

その為に支える命がある。

2016.1.27

詩太

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