2023年に描いた新作のアクリル画を
オンラインショップで販売開始しました。
この記事では新作全49点の画像に
一言解説を添えて紹介いたします。
※画像をタップすると拡大してご覧いただけます。
もち桜
もしも、 もちもちした桜の樹があって その樹から桜餅が取れて、 ちぎって食べられたらどうなるだろうと想像して、 描きました。
星屑の樹
夜空がそのまま樹になった絵。 自分自身「こんな形の樹があったらずっと眺めていたい」 そんな特別な気持ちをこの絵に持っています。 旅人の隣に友達がいます。 ちょこんと座る秘密の友達。 妖精のようなイメージで描きました。
青の樹
ずっとずっと昔、 この樹がきっかけで 「青」という色の名が生まれたのだとしたら 面白いなと想像して描きました。
黄の樹
「青の樹」との連作です。 他の色の樹もこれから描きたいと 思っています。
春風に樹々は笑う
爽やかな春色の樹。 樹の中にはぽこぽこした 花やくじらがたくさん。
泡沫の樹
別名「あわあわの樹」。 旅人は、あわあわを割った時に出る音が好きで、 槍でツンツンつついています。
もくもくの樹
雲が実る樹。 ある程度ふくらんだら、 空に「ぽこん」と千切れて飛んでゆく。 人々はそれを見上げて喜んだ。 空は「もこもこしたのを出すと。人間 喜ぶんや!」と思って、 真似して雲を作った。 それが雲の始まり、、、 だったりして。
墨の樹
真っ黒な墨の樹。 もしも、 この樹の葉を絞って作られたのが 「墨汁」だったら。
歯車の樹
いろんな機械のパーツが実る樹。 それを収穫して人間はいろんな機械を作り始めた。 そんな物語を想像しながら、 時計の針を収穫するワンシーンを絵にしました。
波の樹
この樹は、 幹以外の部分が動き続けています。 静と動を合体させたらどうなるだろうと考えて 描いてみました。
わたがしの樹
樹の葉の部分が綿菓子になっている樹。 みんな「ぽこん」と取って持って帰ります。 誰が作ったのか綿菓子を取る人のために 台座が置かれています。
生命の樹
生き物たちが命を分けてもらう樹。 この木の葉や実を食べることで、 生き物たちは命を繋ぐことができます。
温もりの樹
いつもどんな時もあったかい樹。 ぽんっと葉の部分をちぎったら ホッカイロみたいに持ち歩けるみたい。 それを自分で使うか、誰かに渡すか。 絵を見た方の中で物語を膨らませてもらえたら嬉しいです。
影の樹
この絵は真っ黒な「暗黒ブラック」という 絵の具で描きました。 本当に真っ黒なので、 原画を見たらその黒さにびっくりするかもしれません。 『影の樹』は『光の樹』と対の作品です。 『影の樹』は、昼にだけ現れる木。 昼にだけ存在する木。 そんなイメージで描きました。
光の樹
『光の樹』は、 先ほど紹介した『影の樹』と対の作品です。 この樹は、夜にだけ現れます。 そんな樹があったら夜はもっと安心できるかなと 思いながら描きました。
虹の樹
この樹は、 虹自体が樹になっています。 晴れでも雨でも雪の日でも、 ずっと虹の樹です。
珠の樹
ビー玉のような宝石が実る樹があったら 面白いなと思って。
暁の樹
夜明けの光。 その光が樹から出てたら、 それは一体どんな風に見えるだろうかと 想像しながら描きました。
渦の樹
もしも渦で出来た樹があったら、 それはどんな樹だろう?と思いながら描きました。
三日月の樹
ずっと三日月の形のままで 月がぶら下がる樹。 この三日月をベットにして眠る人も いるとかいないとか。
眠りの樹
この樹の下では 不思議とよく眠れるらしい。
ブランコの樹
ブランコをするためにある と言っても過言ではないような樹。
花束の樹
花束が実る樹。 人々はそれを摘んで 大切な人にプレゼントします。 花を贈るって素敵ですね。
傘の樹
すごい大雨になった時だけ傘が開く樹。 みんな、この下で雨宿りするそうです。
花火の樹
花火がパンパン鳴っている樹が あったらどうなるだろう? そんな想像を膨らませて描きました。 この旅人みたいに近付きすぎるのは 危ないかもしれません。
氷の樹
樹自体が氷になっている樹。 人々は、それを砕いて集めます。 主に冷たい飲み物が飲みたい時に この氷を使うそうです。
灯りの樹
光る実がなる樹。 昔々、まだ電気が無かった時代、 この実をちぎって灯りとして使っていたそうです。
積み樹
いろんな形の葉がなる樹。 この樹を元に作られたおもちゃが 「積み木」だそうです。
うみの樹
「海」と「産み」の意味をかけた作品。 あえて平仮名のタイトルにしました。 海を生命の始まった場所として考え、 海から生命が産まれている、 その躍動感を描きました。
この星を支える樹
もしも星を支えている樹がって、 星は樹の上でぐるぐると回っているとしたら、、、 みたいなイメージで描きました。
涼風の樹
風自体が樹になったようなイメージ。 涼しげな風がこの樹からずっと吹いています。
言葉の樹
この樹の葉っぱに、 大昔の人が形や絵などの線を引いて 人に渡し始めたのが言葉の始まり… 「言の葉」というワードから、 そんなストーリーを思い浮かべて 描きました。 昔の人々は、 葉っぱに温かい言葉だけを書いていました。
線の樹
線だけで描いた樹。 青と白の組み合わせが好きなのです。
太陽の樹
太陽のように暑く輝く樹。 その樹の周りには、 花が元気に咲いています。
雨の樹
雨の降る樹。 雨が降らない乾いた日々が続いても この樹のそばに行けば 雨を感じられる。
鉄の樹
鉄の板、 あるいは塊のような物質でできている樹。 この質感は結構気に入っているので、 原画を見てほしい1枚です。
極光の樹
オーロラを漢字で書くと「極光 (きょっこう)」。 字の組み合わせに興味を持ち、 極光の樹があるとしたらどのようなものだろう?と 想像が一気に膨らみ描き上げた作品。
水しぶ樹
この樹は名前から考えました。 ダジャレですね(笑)。 水がピシャーッと拡がる躍動感を意識して描きました。
幻の樹
「ある」か「ない」か分からない。 よく見ればある気がするけど、ない気もする。 誰にもわからない、幻の樹。
並雲道
樹がたくさん並んでいる道「並木道」。 もし、並んでいる樹が「雲の樹」だったら、 お散歩がもっと気持ち良くなるだろうな、 と考えて描いた作品です。
巡りの樹
もし、色がぐるぐる巡る樹があるとしたら、 それはどんな樹だろうと想像して、 楽しみながら描きました。
春風くじら
暖かな春風の中を気持ちよさそうに泳ぐ くじらをイメージして描きました。
線になって
ターコイズブルーの海を泳ぐくじらの絵。 白い線は、 ぽこぽこと盛り上がった感触の線です。
あるところに
あるところにいる家族の何気ない瞬間を描きました。
さんぽ道
樹々の中をさんぽする旅人。 この道がお気に入りらしい。
木の中の樹
木の中にある樹の絵。 もちもちした葉は、 丸めて団子にすることができます。
月夜の樹
月夜にだけ現れる樹。 その下にあるベンチに座って ぼーっと月を眺める特別な時間。
雪の隙間
雪の隙間を歩く旅人をイメージして描きました。
青空の樹
青空の日にだけ現れる大きな樹。 この樹に巡り会えた日は 心も晴れる気がします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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その他の作品などは
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よろしければそちらもご覧ください。
またいつか個展でお会いしましょう!
木村 詩太(きむら うーた)
1987年福岡県北九州市生まれ。
「穏やかな時間」をテーマに絵や詩を描く詩人・画家
創作のコンセプト
《絵と詩をえがいて穏やかな時間を作る。》には
「ただ作品を作るのではなく、
作品と対峙した人のそばに流れる穏やかな時間を作りたい。」
という想いが込められている。
展示歴
2023「選ばれなかった曜日たち」(ピカレスクギャラリー、東京)
「春風に樹々は笑う」(福岡城潮見櫓、福岡)
「7days展」(ピカレスクギャラリー、東京)
「ひとときの余白」(サンメッセ鳥栖/佐賀)
2022「ひとときの余白」(北九州市立小倉城庭園、黒崎ひびしんホール、福岡城潮見櫓/福岡)
2021「beautiful world traveler」(Bouton・ワンネスコーヒーブリュワーズ/福岡)
2020「一つの月と十二人の旅人」(cafe&bar MAKES MOON/福岡)
「青と白の間。」(オンライン個展)
「たゆたう旅人の日記 in福岡」(小倉城/福岡)
「たゆたう旅人の日記 in大分」(中津市歴史博物館/大分)
「詩ルエット〜生きるのとなり」(北九州市立小倉城庭園/福岡)
2019「you are you」(フレスポ鳥栖/佐賀)
「傘in京都」(神足ふれあい町家/京都)
「傘in東京」(キチジョウジギャラリー/東京)
「傘in福岡」(小倉城/福岡)
2018「小さな一つと大きな一会」(小倉駅JAM広場/福岡)
「栞」(鞍手町歴史民俗博物館/福岡)
2017「詩ルエット」(北九州市立小倉城庭園/福岡)
2016「明日のための京のうた」(神足ふれあい町家/京都)
2015「今」(ザ・モール小倉/福岡)
2014「scene」(ゆうゆう壱番館/福岡)
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