詩太のポケット詩集

「うーた」 × 「 ヒト・モノ・コト」で生まれる詩と物語

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『なにかひとつだけでも』

   

なにかひとつだけでも

 

うーた

 

なんの取り柄もなかった

居場所なんてないって思ってた

 

でも

 

あなたが

よろこんでくれたから

それだけで

自分の居場所を見つけた気がした

 

これって、気のせいかな?

 

でもさ

なにもなかった自分の心が

昨日よりちょっとだけあったかくなったのは

きっと気のせいじゃない

 

こんな自分でも

だれかのためになれるはず

 

なにかひとつだけでも

なにかひとつだけでも

 


 

 

昔の自分は、
ほんとに取り柄特技もなかった

履歴書やプロフィールの【特技・趣味】の欄に
書くことがなかった

もちろん自分に自信もなくて
あがり症で
人見知りで
自分を表現するのが苦手で

コンプレックスのかたまりだった

そんな自分を変えてくれたのが
筆ペンだった

今見たら下手すぎる字だけど
筆ペンで字を書くと
まわりの人たちが「上手やね」と褒めてくれた

詩を書いてプレゼントした人が
涙を流して喜んでくれた

初めて人の為になれた気がした
ほんとに嬉しかった
人に喜んでもらえることの嬉しさを知ってから
一気に人生が変わったと思う。

自分に自信がもてるようになって
ちっちゃな事が気にならなくなって
全部がうまくいくようになった。

自信がなくて暗い今を変えるには
なにかひとつだけでいいから
人のためになれることを
見つけられるといいのかな。
と思います。

2015.6/18 詩太

 

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